メタバースは意味ない?【メタバースの将来性・真の価値を解説します!】
今回はこういった悩みに答えていきます。
本記事の内容
- そもそもメタバースとは
- 「メタバースは意味ない」と言われる理由
- 「メタバースは意味ない」を無視していい理由
近年、大きな盛り上がりを見せている仮想世界「メタバース」。
初心者の方でも分かりやすいように、メタバースの基本的な概要から将来性まで全体像を見ていきます。
この記事を読めば、メタバースの本当の価値がわかります!
目次
そもそもメタバースとは?
メタバースとは、「経済活動が可能な仮想空間」のことです。
アバターなどを用いることにより、インターネット上に構築された仮想空間で経済活動を行うことが可能になりました。
実際に、メタバース上の土地が高額で取引されたり、メタバース上でつくられたモノの売買によって稼げたりと、ショッピングやビジネスとしての利用が話題になっています。
これにより、「メタバースは現実社会とほぼ同じことができる空間」とも言えますね。
なお、メタバースの特徴については「メタバースとは?特徴やできることを解説!【全体像をつかみましょう】」でまとめています。
メタバースについてより深く知りたい方は参考までにどうぞ。
「メタバースは意味ない」と言われる理由は?
次のとおりです。
- ユーザー数が少ない
- 実需がない
- セカンドライフの焼き直し(資産にならない)
まず、メタバースは意味ないと言われている理由を見ていきましょう。
ユーザー数が少ない
メタバースを利用するユーザー数はかなり少ないです。
ユーザー数が少ない理由は以下のとおりです。
- そもそもメタバースの認知度が低い
- 敷居が高い
- 普段使いするにはめんどくさい
- パソコンを必要とする
- 依存する可能性がある
こんな感じです。
メタバースにビジネスチャンスがあったとしても、ユーザー数が少ないことによって、経済圏として機能しません。
また、メタバースを始めるためには仮想通貨やNFTなどの知識も少なからず必要になります。
そのため、メタバースが一般的に普及していくのは難しいのではといった主張がありますね。
しかし、メタバースが世間一般的に、そしてサービス面においても拡大していることは間違いないです。
具体的には次項で解説していきます。
実需がない
2つ目に、メタバース内で活動する需要がどこにあるのかといった意見があります。
現実の家や土地は実需があるから資産になるのであって、資産性があるからといった理由で住んでいるわけではないですよね。
これにより、わざわざ現実を抜け出して、仮想世界で土地や衣服などを買う必要はないとも言えます。
しかし、メタバースは私たちの生活においてすでに多くの場面で実用化されています。
メタバースは私たちの生活において必要なモノになりつつあるんです。
セカンドライフの焼き直し(資産にならない)
2000年代に登場した、「セカンドライフ」というプラットフォームがあります。
メタバースと同様、仮想世界をコンセプトとして、現実の世界とは異なる空間で生活・消費活動を行えるのが大きな特徴でした。
しかし、日本はもちろん世界的にも、そこまでヒットせずにサービスが失速していきました。
そのため、今盛り上がりを見せているメタバースに関しても、価値が大きく下がる可能性が少なからずあります。
しかし、メタバースの将来性はかなり高く、システムやサービス面においても従来のものからかなり進化しているので、ここに関しても心配いらないでしょう。
「メタバースは意味ない」を無視して良い理由
続いて、「メタバースは意味ない」を無視して良い理由を解説します。
- ユーザー数が少ない → 市場規模は拡大している
- 実需がない → すでに多くの場面で実用化されている
- セカンドライフの焼き直し → インターネット以来の革命
先述した「メタバースは意味ない」という主張に対しての反論は上記のとおり。
さっそく見ていきましょう。
ユーザー数が少ない → 市場規模は拡大している
現在、メタバースの市場規模(ユーザー数やサービスなど)は拡大しています。
理由としては以下のとおりです。
- 大企業や著名人の参入
- さまざまな業界の参入
現在、メタバースの市場に大手企業が続々と参入しています。
フェイスブック / マイクロソフト / アディダス / ディズニー / テンセント(中国IT大手) / アマゾンなど
上記のような大企業からベンチャー企業まで、メタバース関連のサービスの開発や活用の取り組みを開始しました。
また、企業に限らず業界ごとメタバースに参入するようになっています。
たとえば、観光業では観光地の街並みをバーチャル空間上に再現したり、現実の旅行にはないような付加価値を与えたりと、メタバースを利用したサービスを拡大させています。
その他にも、人材業界では職場体験などを受けられるメタバース空間をつくるなど、コロナ禍、さらにはアフターコロナにおいてもメタバースは欠かせないプラットフォームになりつつあることが分かります。
このように、ビジネス分野におけるメタバースの活用によって市場規模は拡大し、私たちの生活に定着していくと予想できます。
拡大しているメタバースの実例を紹介
Meta社(旧FaceBook)の「Horizon Worlds」といったVRサービスを例に見ていきます。
Horizon Worldsは2021年12月にリリースされてから、ユーザー数が10倍に増え30万人へと拡大。
現在は、アメリカとカナダでのみ展開されていますが、今後、世界的に展開されていけば、ユーザー数はさらに爆発的に伸びていくでしょう。
実需がない → すでに多くの場面で実用化されている
主に以下の場面において実用化されています。
- コミュニティの形成
- 経済活動
友人との交流といった娯楽目的から、メタバース内での新規事業の展開など、メタバースの需要は高まっています。
メタバースの需要について
そもそも、メタバースの需要が高まったのは、コロナウイルスの蔓延からでした。
現実世界ではなかなか会えないけれど、メタバース上ではいつでも会話ができる。 オンラインでのリモート出勤が当たり前になっていたが、メタバースを利用することで、実際に出勤したような空間を再現でき、業務上の会話もしやすくなるなど。
需要がない・意味がないと言われるメタバースですが、そんなことはないです。
それ以上に利用するメリットは大きいと言えます。
セカンドライフの焼き直し → インターネット以来の革命
メタバースは、ブロックチェーンの技術を組み合わせることで、インターネット以来の革命とまで言われています。
実際に、ブロックチェーンの技術によって支えられているメタバースには以下のような特徴があります。
- 実社会と同期した仮想世界が無限に続いている
- いつどこで誰でも接続可能
- 相互運用性がある
これにより、メタバースと現実世界は限りなく近い世界になりました。
さらに、メタバースはプラットフォームの垣根を越えて楽しめる仮想世界です。
今後多くのメタバース内アイテムが共通規格として定められていけば、さまざまな仮想世界の行き来を楽しめるようになっていくでしょう。
このように、メタバースは従来の仮想世界のサービスやシステムよりも、かなり進化しています。
人々が求めるような「価値」がメタバースにはあるのです。
最後に:メタバースに触れてみよう
メタバースのサービスは今後も拡大していくでしょう。
そのため、今からメタバースに触れておくことで、今後やってくるメタバースの波に乗ることができます。
そして、実際にメタバースに触れてみることで、良質な学びにつながり、新しい価値観も生まれるはずです。
さまざまなプラットフォームがあるので、楽しみながら時代の最先端を学んでいきましょう。
なお、具体的には「【初心者向け】メタバースの始め方を徹底解説!【簡単5つのステップ】」を参考にどうぞ。
【初心者向け】メタバースの始め方を徹底解説!【簡単5つのステップ】 – chinonablog
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